【東京・新宿御苑】関口幸秀シェフが営むイタリアンレストラン「ape」〜コース料理編〜

グルメ・食べ歩き

歩く食いしん坊ライター、別名「ハマのグルメ番長」のことです。

#CookForJapanの活動を通じて知り合った関口幸秀シェフ。コロナ禍に入った頃は、イタリアンレストランのカステリーナグループの統括料理長を務めていました。その後、フリーの料理人として活動し、私の大好きなイベント「#リオレに夢中」を開催しているのが関口シェフです。

もうね、関口シェフのお店のオープンを首をながーくして待っておりました。
まぁ、それは敦子シェフも同じなんですが。
なんと2025年は、この推しシェフ2人が、お店をオープンさせるというおめでたい年となりました!!!

プレオープンではありますが、2025年9月に開店したのが関口シェフの「ape(アペ)」です。

というわけで、早速お店にお邪魔してきたので、お店の様子やお料理をレポしたいと思います。
今回は16時からのコース料理編です。
(今後も何度か訪問するはずなので、お料理については新しいブログで随時更新していきます)

スポンサーリンク

apeはおしゃれな内装のこじんまりしたイタリアンのお店

ape(アペ)は、イタリア語で「みつばち」という意味。ちなみにフランス語ではabeille(アベイユ)と言います。
英語でape(エイプ)は猿という意味があるので、関口シェフの風貌から誤解されやすいようですが、猿ではなくはちみつですから。お間違えなく!

店内は関口シェフの「好き」を詰め込んだ内装です。

意外とかわいい系。

真ん中に8〜10名が座れる大テーブル。あとはカウンター席です。

L字カウンターの内側が座席という、あまり見ない間取りになっています。
お店の構造上、こうなってしまったらしいですが、動線も考えられていていいんじゃないかと思います。何目線なの?って話ですが、ルームスタイリスト目線かな、一応。

外からの視線が気にならないように、入り口が一段小上がりになっています。
オープンキッチンなので、カウンター席はライブ感あり!

関口シェフは、おもてなし上手、お話上手なので、おひとり様でも問題ありません。特に女性のおひとり様はちょっと…と思っている方は、ぜひapeからチャレンジしてみることをおすすめします。ひとりでも居心地は抜群です。

ape(アぺ)の営業形態は3パターン

apeは予約時に3パターンから選んでいきます。

1つ目はコース料理。
16時から一斉スタートで、8皿が提供されます。
ほどよくお腹いっぱいになる量です。

2つ目は4名以上の大皿コース。
店内の真ん中にあるテーブル席で大皿料理をみんなで取り分けて食べるコース。
16時スタートのコース料理よりも量は多め。お腹を空かせていかないと食べきれないほど出てきます。

3つ目は19時以降に好きな時間に来店して、注文できるアラカルトコース。

どのコースもメニューが異なります。
そのうちコンプリートするでしょう(笑)

予算は飲み物含めて1万〜1万5,000円くらいです。
席数が少ないので予約は必須。突然ふらっと食べたくなったときは問い合わせしてみることをおすすめします。

テーブルセッティングはこんな感じ。

ファルファッレ(で合ってるかな?)を蝶ネクタイに見立てて、タキシード風に折り込んだナプキンがおしゃれです。

16時スタートのコース料理を紹介

2025年9月のプレオープン時は、16時スタートのコース料理を予約しました。
平日だったので貸し切り状態。落ち着いて食べるなら、この時間帯のコースがおすすめですね。会社員の場合は難しいかもしれませんが…

#リオレに夢中のイベントでも必ずメニュー(お品書き)がありますが、それはapeも同じ。

料理名の下には、食材も明記されています。こたろうファームさんやダモンデファームさんなど、関口シェフと交流のある農園の食材が並んでいますね。

メニューを紹介する前に、やっぱり恒例の飲み物も紹介しておきますね。

今回は2人で行ったのですが、友人はお酒が飲めないので、オリジナルのソフトドリンク、私はスパークリングワインを頼みました。

スパークリングワインよりも豪華な花のほうがメインに写っちゃいました。
素敵なアレンジメントですよね。

前置きはここまでにして、コース料理の品々を写真付きで紹介していきますね。

写真がないんですが、もちろんパンも食べています。フォカッチャとライ麦パン1種ずつ。おかわりはしていません。パンもおいしいけど、いつもお腹いっぱいになるので、軽くソースを拭うためだけに食べています。

パッパ アル ポモドーロ 梅とバジルのストラッチャチーズ

トマトはこたろうファームさん、ストラッチャチーズはCHEESE STANDのもの。
CHEESE STANDは以前、関口シェフが料理をつくっていたことがあるチーズのお店です。

私の好きな食材が詰まったスープです。

トルタ ディ アペ

お野菜たっぷり乗ったタルト。それぞれのお野菜の旨味がたっぷり。
使われているお野菜は、ズッキーニ、ミニトマト、パプリカ、アーティチョークです。アーティチョークは大好きなんですが、なかなか日本では食べられないし、下処理が大変(特にガクを剥くのが面倒!)で調理する気にはなれないのでうれしい食材でした。

和歌山県産 鮎のピアディーナ タコス風 胡瓜のライタと茗荷ピクルス

ピアディーナとは、ロマーニャ地方で食べられる小さなパンのこと。小麦粉とトウモロコシの違いはありますが、メキシコ料理のトルティージャに似ています。

ピアディーナの上にえごま、その上に乗せられた鮎。これらを巻いて食べます。
イタリア料理といえばピザですが、これはまた違った食感で楽しいですね。

青紫蘇のペスト 手打ちパスタパペッティーネ

なんとパスタはその場で手打ちです!ライブ感があって楽しい〜!

こちらがソースの材料。

私と友人で、ソースの材料をゴリゴリさせてもらいました。参加型(笑)楽しいです。
もちろん仕上げは関口シェフですよ!

完成したのがこちら。
パスタの具材は、いんげんとじゃがいもです。ソースが絡んでおいしい!
ちょっと自分も調理に参加したと思うと、ウキウキした気持ちになりますね。

神津島 目鯛のポワレ ちゃうす味噌のタップナードとすだちのブールブラン

目鯛が大きい!コース料理なのに、このボリューム大丈夫なの?と心配になります。
毎回のことですが(笑)

お魚の火入れが抜群です。これは何度食べてもそう思います。
万願寺唐辛子やズッキーニとの相性もよかったです。

兵庫県 新温泉町 鹿の炭火焼き 林檎のモスタルダとアニス風味の南瓜

ようやくメインのお肉がきました。
私、毎回言っているかもしれませんが、ジビエが苦手なんです。でも、関口シェフのジビエはいつもおいしくいただいています。結局、料理人の腕がよければ、ジビエも食べられるんだという結論に至りました。

柔らかくてとってもおいしい鹿肉でした。モスタルダにもよく合います。
付け合わせのお野菜、オクラやジャガイモも素材の味をそのまま楽しめました。

〆パスタ 特製ボロネーゼをお好みの量で

はい、スペシャリテきました!
もはやパスタが見えません!お肉ごろごろ。
関口シェフのボロネーゼは、もう何度食べたかわかりませんが、本当に飽きません。
ボロネーゼといっても、想像しているボロネーゼとは食感も味も違う。
これは食べてみて「ああ、なるほど」と思うので、ぜひお試しあれ。

生姜のパンナコッタ 柑橘のリオレ 固い桃とラズベリー ジャスミンジェラート

最後のデザートはもちろんリオレ。イタリア料理のお店だけど、フランスのデザートが出てきます。
ボロネーゼと並び、関口シェフのスペシャリテなんで、もうイタリアンという位置付けでも全然問題ありません!!!

apeはお腹も心も満たされるイタリアンのお店

関口シェフのファンの間では、apeを訪れることを#apeる(アペる)と呼んでいます。
ようやく関口シェフのお料理がいつでも食べられる幸せ。

ファンも多いですが、初めましての方でも大歓迎のお店、お人柄なので、ぜひ行ってみてくださいね。お腹も心も満たされること間違いなしです。

<店舗情報>

ape Farm to Table(アペ)
〒160-0022 東京都新宿区新宿1丁目24-7 ルネ御苑プラザ105
(丸の内線新宿御苑駅から徒歩5分)
電話番号:03-5990-2466
営業時間:16:00〜23:00
定休日:現時点では火曜(イベントなどで休みあり)
Instagram:https://www.instagram.com/ape__farm.to.table/

関口シェフの関連記事はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました