取材は「何を聞くか?」が重要!【ライター組合の作業会で学んだこと2】

主婦ライター

2019年5月に入会した「ライター組合」。作業会やオフ会が各地で活発に行われています。

わたしが参加した作業会では、佐々木ゴウさん( goh_ssk )から「音声入力」の方法( 音声入力がめっちゃ使える! 参照)と「取材(インタビュー)」のやり方についてのレクチャーがありました。

そこで、この記事では、まだ「取材」をしたことのないライターさん向けに、わたしが作業会で教えてもらった取材方法を説明していきます。

わたし自身もまだ取材は手探り状態なので、これが正解!というわけではありません。ですが、取材未経験のライターさんに少しでも取材のノウハウが伝わるようにまとめたので、ぜひ読んでみてください。

ライター組合についてご紹介

取材方法を説明する前に、ライター組合について少しお話しさせてください。

ライター組合は、佐々木ゴウさんが運営するオンラインサロンです。

*2019年7月現在、新規の募集は行っていません。再募集の告知をお待ちください。

ライター組合についてはこちら!

オンラインで、仕事の相談や雑談ができるだけでなく、YouTubeによる実践的な講座が毎週行われています。YouTubeの講座は録画されているので、見逃しても大丈夫!

ライターとして有益な情報が得られます。それだけでもありがたいのに、お仕事の募集もあるんですよ!

そして、ゴウさんは、毎週のように全国各地に行って、ライター組合のメンバーと交流を図っています。本当にすごい行動力のある人。お酒をめっちゃ飲んで弾けてますけどね(笑)

ライター組合・作業会の内容は「音声入力」と「取材」

わたしは6月のライター組合の作業会とオフ会に参加しました。

わたしが参加した作業会では、自分の仕事を進めたい人、取材のやり方を知りたい人の2チームに分かれて、作業を開始。わたしは締め切りに追われる仕事がなかったので取材チームへ。

*作業会の内容は、そのときに集まったメンバーによって違います。

取材に取りかかる前に教えてもらったのが「音声入力」です。音声入力は、取材にも役立ちます。音声入力の方法はこちらを参考にしてくださいね!→音声入力がめっちゃ使える!

そのあと、取材のやり方を学び、実践しました。

作業会での取材の流れは、以下のとおりでした。実際に行ったのは①〜④です。

①取材のテーマを企画する。今回は「最近行った場所」に決定!
②2人1組になり、テーマに沿ったインタビューを開始(5〜10分)。
③インタビューをもとに構成を考える。
④構成案を作成して、疑問点があれば、さらにインタビューして深掘りする。
⑤後日、記事の執筆&ブラッシュアップ。

取材は事前準備が重要!

取材は行き当たりばったりでできる仕事ではありません。取材先、またはインタビューする相手のことを事前にリサーチしておくことが重要です。

今回の作業会では、事前準備なくインタビューから構成までを1時間で仕上げるというハードなスケジュール。インタビューして、どんなことに焦点を絞って、記事にしていくかを素早く判断しなければなりませんでした。

けれども、実際の取材では、取材対象についてのリサーチをして、なにを聞くか?を先に考えておく時間があります。

濃い内容の取材にするために、事前準備で抑えておくべきポイントは5つ!

・取材対象が、いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのうように(How)したのか?を明確にする。
・取材対象についての書籍や記事などを読む。
・なにを聞いて、どう伝えたいのか、読者の知りたいことを考える。
・聞き忘れがないように、質問内容を決める。
・相手に取材内容の骨子を伝えておく。

上記のポイントを把握しておけば、インタビュー中に慌てる心配がありません。さらに深掘りした質問ができ、思いも寄らない答えを導き出せることもあります。

話を引き出しやすい質問方法

事前準備で用意した質問をする上で、どんな答えを相手から導き出せるかは、質問のしかたによります。

有効な質問方法は2つ。

オープンクエスチョン:相手に自由に答えてもらう質問→「なぜ?」「どう思いますか?」など
クローズドクエスチョン:「はい」か「いいえ」、二者択一で答えてもらう質問→「〜を知っていますか?」「AとB、どちらを知っていますか?」など
この2つをうまく織り交ぜていくと、相手の本音を引き出しやすくなります。
実は、整理収納アドバイザーが、クライアントさんのヒアリングをする際に使う手法でもあるんですよ。
質問は一方的なものでなく、取材相手の話をしっかりと聞いて、臨機応変に質問を変更しても構いません。ただし、取材の骨子から脱線しないように気をつけてくださいね。

取材相手へのリスペクトを忘れない記事に仕上げる

取材が終わったら、記事にまとめます。質問したことをすべて書いてしまうと、とんでもなく長くなり、かえって読みづらい記事になりかねません。

なので、要点をまとめて、テンポのよい文章にして、読みやすくするのが大切です。

取材相手へのリスペクトを感じるような「愛ある」文章を心がけると、読者に”刺さる”内容になるでしょう。

取材は経験してこそ成長する

今回の作業会で取材をしてみるまでは、取材記事を書くのは”夢のまた夢”だと思っていました。

けれども、実際に質問する立場、質問される立場の両方とも経験してみたことで、取材の楽しさの一片を見た気がします。そして、取材のポイントは”なにを聞くか?”が大切だと分かりました。

なにごともはじめの一歩が大事。取材のノウハウを教えてもらい、実践できたことは、貴重な経験でした。いきなり取材は怖い!と思うライターさんは、作業会に参加して、練習するといいと思います。

ぜひ1度、取材を経験してみてくださいね。ライターとして、成長すること間違いなしですよ!

*わたしが作業会でインタビューした記事はこちらをご覧ください。→【20代向け】シニア世代との旅行を一緒に楽しむコツ

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