佐々木ゴウさん( /goh_ssk )主催のオンラインサロン・ライター組合では、2019年6月末から部活動が始まりました。
ライター組合の部活動は、メンバーが「こんなことをやってみたい!」と発言して、賛同者が多ければ発足します。そして、一番最初に発足したのが「2週間で50本知恵袋答えまくる部屋」です。このお部屋ができたのをきっかけに、さまざまな部活動が始まりました。
ここでは、ライター組合の「2週間で50本知恵袋答えまくる部屋」での活動内容の報告とその効果を説明していきます。
ライター組合に興味のある方、所属しているけれど部活動の参加に迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。また、ライターさんで、人の気持ちに寄り添う記事を書くのが苦手な方にも読んでほしい内容です。
【ライター組合】部活動発足のきっかけ
ライター組合は、毎週のようにライター向けの講座があり、それだけでも非常に有益な情報を得られます。
ですが、それはあくまでも受動的。運営側の企画に乗る形です。そんなときに、メンバーから「こんなことがしてみたい!」という要望で始まったのが「2週間で50本知恵袋答えまくる部屋」です。
それは、こんなTwitterの発言がきっかけでした。
人の気持ちに寄り添うための特訓としてオススメしたいのが、Yahoo!知恵袋100本ノックだ。
100本でも足りないのだけど、まずは1日3〜4回、1ヶ月100本回答をして、そのうち幾つかベストアンサーをもらえるだけでも、色々なことに気付ける。— ウェブライダー松尾茂起 (@seokyoto) June 10, 2019
このツイートを見たメンバーが「同じことをライター組合でもやってみたい!」と提案して、ゴウさんの許可を得て、部活動が始まりました。
【ライター組合】「知恵袋答えまくる部屋」の活動内容
ライター組合では、チャットアプリとしてDiscordを使っています。部活動は、希望者のみ参加。
わたしの場合、上から目線の書き方になってしまうのが気になっていました。そこで「読者の気持ちに寄り添う」記事を書けるようになりたいと思い、部活動に参加を希望。
Discord内の鍵付きのお部屋に招待されて、活動開始!
Yahoo!知恵袋で各自が答えられそうな質問を探して、回答していくスタイルです。私は無理のないように1日4件と決めてスタートしました。
そして、1日の活動を報告します。ペースは人それぞれで、ノルマはありません。ほかのメンバーからのリアクションやコメントがモチベーションの維持に繋がります。
こんなふうにコツコツと進めて、約2週間で50件を達成しました。お部屋が続いたので、100件を目指します。
自分が答えられる質問を探すのに苦労して時間がかかる日もありましたが、ほぼ同じ時間帯に回答する習慣がついてきました。
部活動の期限が迫って、リセットすることが決定。けれども、部活動の参加者が多く、好評だったので、いろいろな部活動をしていくことになりました。
Yahoo!知恵袋100本ノックの結果
部活動が終わってからも、せっかくなので100本までは回答しました。結果は以下のとおりです。
ベストアンサーがもらえる一方で、取り消しも多かったです。
途中でカテゴリーマスターにもなりました。やはり資格を持っている分野が答えやすいですね。わたしの場合は、語学と片付けの分野を中心に、育児や映画など、幅広く回答していました。というのも、自分にとって、どんな分野が回答しやすいのかを知りたかったからです。
Yahoo!知恵袋100本ノックをやって学んだ6つのこと
ライター組合で始まった「2週間で50本知恵袋答えまくる部屋」。部活を終えたあとも続けて、無事に100本達成しました。自分にとって有益だったなと思うことは6つあります。
質問の意図を読み取る力がついた
Yahoo!知恵袋の質問者さんの質問のなかには、結局何が知りたいの?と思う質問があります。
けれども、なるべく質問の意図を汲んで答えるようにしました。質問者さんの書いた言葉から、言いたいことを想像する力がついたように思います。
質問者の気持ちに寄り添って回答できるようになった
回答者のなかには、とても厳しい回答をしている方もいます。
そうではなく、質問者さんの気持ちに寄り添うことが、この100本ノックの意義。まずは共感してから、回答するのを心がけるようにしました。
すると、質問者さんからの返信も増え、さらに質問を受けるように。追加の質問を受けることで、最初の質問では見えなかった、質問者さんの本当に知りたかったことが見えてきます。
ほかの回答者ではなく、わたしに聞きたい!と思ってもらえるのは嬉しいですね。けれども、追加の質問があるのは、最初の自分の回答に満足していない証拠でもあります。そこが改善点です。
プラスαまで考えてあげる
というわけで、ただ気持ちに寄り添って回答するだけでは、質問者さんから追加質問を受けてしまいます。
一度の回答で満足してもらえるように、質問の一歩先まで考えなければなりません。
「今の質問者さんは、こんな状況ですよね。それは〜〜だからではありませんか?その場合は、○○するのがおすすめです」
ここまでが普通の回答です。それにプラスαを加えます。
「○○するためには△△があると便利ですよ。こちらのサイトを参考にしてください」
この「プラスα」を加えてから、ベストアンサーをもらいやすくなりました。
つまり、これ以上、質問者さんが調べたり、質問したりする必要性をなくしてあげることが大事なんですね。
ベストアンサーを見ると、自分の足りない部分が分かる
自分の回答がベストアンサーでなかった場合は、必ずベストアンサーを見るようにしていました。
すると、どうすればもっとうまく回答できるかを知ることができます。質問者さんが本当に知りたかったことが、自分の回答では説明不足だったり、共感が足りなかったり。
ベストアンサーを確認することで、いろいろな”気づき”があります。
思いもよらぬ得意分野が見つかる
質問を探しているうちに、ライターとして執筆したことのない分野でも、「あ、答えられるかも」と思える質問に出会うことがありました。得意分野でなくても、これまでの経験や知識で答えられたんです。
Yahoo!知恵袋の質問が、新たな分野でライティングの案件を探すときのヒントになりました。
時間を決めて回答することで執筆の習慣づけができた
わたしは主婦なので、朝、洗濯機を回している時間(だいたい1時間)に質問を探して4件回答することにしていました。そうでないと、ダラダラしてしまい、仕事や家事に支障をきたすと考えたからです。
学校の部活動も、放課後の決まった時間に練習しますよね。それと同じイメージです。
おかげで、以下のことができるようになりました。
・決められた時間内に書く
・同じ時間に書くことを習慣づける
主婦は、家事や雑事で集中力を奪われやすいので、「書く」ことの習慣化は、とても重要だと実感しました。
Yahoo!知恵袋100本ノックをやれば、読者目線の記事が書ける!!
ライター組合の「2週間で50本知恵袋答えまくる部屋」を経験して、上から目線で文章を書いてしまうクセがかなり改善されたと感じます。
より読者の気持ちに寄り添った文章を書きたいと思っているライターさんは、ぜひYahoo!知恵袋100本ノックを試してみてくださいね。
きっと以前よりワンランク上の分かりやすい記事が書けるようになりますよ。
今日のフランス語「部活」=une activité de club
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