「ここだけのクラウドワークスのお話」7つのポイント【ライター組合】

主婦ライター

2019年9月20日、恵比寿ガーデンプレイスのクラウドワークス本社にて、ライター組合のイベントがありました。

クラウドワークスの裏話や有益な情報を聞くことができ、ライターにとっては非常に実りある講演会でした。佐々木ゴウ( @goh_ssk )さんの尽力に感謝です。

ここでは、クラウドワークスで行われた講演会の内容をご報告します。参加できなかったライター組合の方、クラウドワークスでの仕事の取りかたを知りたい方はぜひ読んでくださいね。



クラウドワークスはクラウドソーシングの最大手の1つ!

ライターとして、クラウドソーシングを利用している人は多いと思います。そんなクラウドソーシングの大手企業の1つがクラウドワークス(CrowdWorks)です。まさにクラウドソーシングの最先端をいく企業。登録者数も案件数も業界でトップを誇ります。

在宅ワークが多いライターにとって、直接クラウドワークスの社員さんからお話を聞けるのはとても貴重な時間でした。

というわけで、さっそく講演会の概要を説明していきます。

講演会「ここだけのクラウドワークスのお話」

講演会タイトルは「クラウドワークスの中の人が答えます!ここだけのクラウドワークスのお話」です。

本当にここだけの話が多く、具体的に言えない内容があるのはご容赦ください。

クラウドワークス講演会でのポイントは7つ。

・公開案件よりも非公開案件のほうが多い
・契約をゲットするコツは提案の早さ
・プロフィールの書き方
・お仕事の検索機能が改善された
・WEBライター検定を受験しよう!
・上位検索されるためには実績が必要
・ライターとして生き残るために専門性を!

公開案件よりも非公開案件のほうが多い

クラウドワークスのライティング案件(プロジェクト)は、かなりの数の募集がありますよね。ですが、実は非公開案件のほうが多いんだそうです。そして、もちろん単価も高い

確かに、公開案件で高単価を見つけるのは大変。つまり、非公開案件を取れるように実績を積み上げていくことが大事になってきます。

契約をゲットするコツは提案の早さ!

いい案件があっても、提案しようかな?でも大丈夫かな?なんて思って、先延ばしにしてしまうことってありませんか?

私は迷っているうちに、好条件の募集がおわっていることがよくあります。

提案は早ければ早いほど契約率が高いそうです。クライアントさんも、いち早く応募してきた提案文はじっくりと読めるし、意気込みも感じるのでしょうね。

なので、「これだ!」と思ったプロジェクトは、ギリギリまで待たない!すぐに応募してしまいましょう。1番に提案するくらいの勢いが必要です!

プロフィールの書き方

これはゴウさんがよくお話されている内容ともかぶります。

とにかく得意分野をバーっと書く

クライアントさんが一覧で見ることができる200文字のなかに、自分のアピールポイントを書き連ねることが大切です。

その上で、プラスアルファとして、さらに自分に付加価値をつけていくのがいいでしょう。採用されやすいプロフィールの文字数は500文字以上だそうです。

そして、「初心者」「未経験」とは絶対に書かないこと!自信のなさの表れになり、搾取される案件に引っかかりやすくなってしまいます。

お仕事の検索機能が改善された

以前からクラウドワークスを利用していた方はご存知だと思いますが、お仕事の検索は、お世辞にも便利とは言えませんでした。

ところが、いまは「文字単価」「記事ジャンル」の検索が可能になり、かなり案件を絞れるようになっています。

また、フリーワード検索で「含めない」キーワードを指定できるので、さらに案件を絞り込めます。

検索条件を複数保存できるのも便利ですね。なんども検索し直す必要がありません。

以前と違って、かなり検索機能が改善されたことが分かりました。

WEBライター検定を受験できる

クラウドワークスでは、スキル検定の1つとして「WEBライター検定」を実施しています。実は、私はこの検定のことをまったく知りませんでした。

3〜1級については以下のとおりです。

  • WEBライター検定3級 無料 (マーク式)
  • WEBライター検定2級 10,000円 (記述式)
  • WEBライター検定1級 25,000円 (記述式)

WEBライター検定の2級と1級の検定料、はっきり言ってかなり高いですよね…

ですが 、プロの添削指導がついてくるので、かなりお得だという話でした。そして、1級の合格者は、まだほんのわずか。その1人がわれらが佐々木ゴウさんです。

WEBライター検定3級は無料だし、簡単なんでしょ?と思った方もいるかもしれませんが、聞いた限りでは、合格率は驚くほど低かったです。難易度高し。ただし、学習コンテンツつきなので、ライティング力の向上を図るにはもってこい。だから、どんどん挑戦してみたほうがよさそうですよ。

WEBライター検定3級についてはこちら(公式サイト)

今後は、スキル検定の合格者が依頼をされやすい仕組みづくりをしていくと話していたので、いまのうちに有料でも受けておくだけの価値はあるかもしれないと感じました。

上位検索されるためには実績が必要

別のクラウドソーシングでは、顔写真や本名を掲載すると上位検索されやすいと聞いたことがあると思います。

ですが、クラウドワークスでは、上位検索の条件として、プロフィールの写真は関係ないそうです。だからといって、ふざけた写真だとクライアントさんに信頼してもらえませんから、そこは自己判断で。名前については、多少影響するとのことでした。本名で仕事ができない人は、本名っぽいライターネームがおすすめです。

上述のWEBライター検定の合格者も検索できるようになっています。なので、WEBライター検定は、やっぱり受けておいたほうがよさそうです。

ともあれ、クラウドワークスでの上位検索で重要なのは実績、実績&実績。案件をこなして、実績を増やしていきましょう!

ライターとして生き残るために専門性を!

これからライターとして生き残るには、ライティングのうまさではなく、専門性が必要とのこと。

ライティングの案件自体は、カテゴリーとして安定して増えているので、いまのところ案件がなくて困る!という事態にはならないようなので安心しました。ちなみに、カテゴリーとして、上昇が著しいのは動画だそうです。

ライティングのジャンルは、その時期に流行っているものが書ける人が強い!

いまの時点では、5Gや働き方改革が需要あり。それらを勉強しておくと案件をゲットしやすいそうです。特に通信系は、今後も一定の需要が見込まれるので、知識として頭に入れておいたほうがいいということでした。

とはいえ、書けなければ意味がないので、個人的には、苦手なジャンルに無理して手を出す必要はないと思っています。自分が得意な分野の専門的な知識を身につけて、強みを持っておくことが大事ではないでしょうか。

クラウドワークスはまだまだ進化する

講演会後の質疑応答では、ライターが頭を悩ませている悪質クライアントへの対応についても話がありました。クラウドワークスとしても、発注や契約ができなくなるようにしているが、まだまだイタチごっこの状態。撲滅しきれていないのは承知しているとのこと。今後の対応に期待ですね。

単価検索の精度はまだまだ改善の余地あり。検索して、実際に案件を見ると、中身が違う案件があるので、これからも検索の精度を上げる努力をしていくそうです。

話を聞く限りでは、企業努力とこれからも成長していこうとする姿勢が感じられました。

講演会を終えた感想

実のところ、私は、クラウドワークスに登録はしているものの、ほとんど利用しておらず、実績はほんのわずか。というのも、登録した当時は、検索機能がイマイチで、その印象のままだったからです。

けれども、今回の講演会で、クラウドワークスの印象がガラリと変わりました。今後は、もっと活用してみたいなと思います。

以上、講演会のレポートでした。みなさんの参考になれば幸いです。



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