【虎ノ門横丁】期間限定イベント「#リオレに夢中」〜2024年末編〜

食べ歩き

歩く食いしん坊ライターのことです。
私には何人か推しのシェフがいまして。
なのですが、気軽に行ける距離ではなかったり、実店舗を持っていなかったりしてなかなかお料理をいただく機会に恵まれておりません。

そして、そんな推しシェフのひとりが関口幸秀さんです。Xでの投稿からファンになりました。

出会いのきっかけは、もう6年前になるのかな。「被災地農家応援レシピ」というムーブメントから。

関口シェフは、かつてはイタリアンのお店「カステリーナ」グループで統括料理長をしていた方です。料理の腕はもちろん、お人柄も素晴らしくて大好きなシェフ。

そんな関口シェフは実店舗を持たず、いろんなイベントに参加されているだけなので、お料理をいただける機会は少なめ。ときどき通販はやっているんですけどね。

今のところ年に2回、自らが「リオレに夢中」という期間限定イベントを虎ノ門ヒルズ・ビジネスタワー3Fの「虎ノ門横丁」で開催しています。

毎回、抽選になる人気イベントです。幸い、ここまで外れたことはありません。

今回は2024年12月29日の年内最終日におこなわれた会に参加してきました。13時〜、16時〜、19時〜の3回転をやってのけるという離れ業。私が参加したのは13時からの会です。

というわけで、今回は「#リオレに夢中」でいただいたお料理を紹介します。

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リオレについて

そもそもリオレってなに?と思った方のために説明しておきますね。
リオレとは、お米を牛乳で炊いたデザートのこと。フランス家庭では一般的に食べられていて、スーパーでも気軽に購入できます。

リオレのリは、フランス語のriz=お米を意味します。
オレは、皆さんお馴染みのカフェオレのオレと同じです。
au lait=牛乳でできたという意味。
カタカナ3文字なのに、フランス語にすると単語3つで意味を持っているんですよ。

実は私、フランスに留学していた頃は、そんなにリオレがおいしいと思ったことはなかったんですね。当時は「お米のデザート」そのものに違和感があったせいもあるかもしれません。

でも、関口シェフのリオレを食べてからは苦手意識がまったくなくなりました。

#リオレに夢中のお料理紹介

それでは2024年12月29日(日)13時からの「リオレに夢中」で食べたお料理を紹介していきますね。

当日のメニューはこちらです。

関口シェフがいつもX(Twitter)に投稿してくださるのでわかりやすくてありがたい。

上から順番にお料理が提供されてきます。
「え?なんでこんなに安いの?」と思ったかもしれませんが、事前に7,000円の入場料をお支払いしています。

食べたぶんだけ、追加でお支払いするシステムです。量の調整も可能で、たくさん食べたい方は2倍、3倍にすることもできます。

私は今回は、倍量もおかわりもしていません。それでもお腹いっぱいになると思っていたので(笑)

こんな素敵なポストカードも配られました。雰囲気そのまま!

右が関口シェフ、真ん中がさいだーさん

それから今回は、調理アシスタントとして、フードカメラマンのさいだーさんがいらしてました。Xで交流があったのですが、お会いするのは初めて。お声がけくださって、ありがとうございます。

はい、もちろんワインもいただいておりますよ〜
1杯目は微発砲ワイン、2杯目は白ワイン+ウーロン茶。

滋味深い味わいの白いミネストローネ

とっても優しいお味のミネストローネ。トマトを使っていないので、よくあるミネストローネのように赤くはありません。

料理名に「滋味深い」と付けているように、具だくさんの野菜のだしがよく出ています。

トップにミネストローネを持ってくるのはさすがです。寒い冬の日に飲むと沁みますね。

馬肉とコラトゥーラのタルタル風 濃厚卵黄とモスタルダ

コラトゥーラは、イタリアの魚醤のことです。モスタルダは、マスタード風味のスパイシーなジャムのこと。
馬肉って、そんなに好きじゃないんですが、関口シェフには全幅の信頼を置いているので、ためらうことなくいただきますよ。

モスタルダは関口シェフがnoteでレシピを公開しているので、ぜひつくってみてくださいね。
私も何度かつくったことがあります

材料たったの3つ?!プロのコツを魅せます。リンゴのスパイシージャム『モスタルダ』のつくり方|【おせっかい料理人】関口幸秀(yukihide sekiguchi)
#被災地農家応援レシピ の物語 - 村山恵二|論座 - 朝日新聞社の言論サイト 台風で被災した農家を、作物を買うことで支援したい。 ただ「買って」と頼むのではなく、料理や製菓のプロがレシピを公開して、webronza.asahi.com ↑...

こたろうファームの季節野菜ロースト 乾燥ソラ豆のフムス

フムス大好き!
(フムスとは豆を煮てペースト状にしたもの)

お野菜との相性もバッチリです。こたろうファームさんのお野菜は、それぞれの野菜の味がはっきりとしていていつ食べてもおいしいですね。
そのまま食べてもよし、フムスと一緒に食べてもよし。素材の味を活かしたお料理でした。

羊肉のアロスティーニ シルクロード仕立て

先に言っておくと、私は羊肉が苦手です。というか、でした。
子どもの頃に食べたバーベキューのジンギスカンが美味しくなくて、羊肉はNGだと思い込んでいたんです。
でも、今さらながらに料理人によって調理された羊肉って、「こんなに美味しいんだ!」と感動して、それから食べられるようになりました。

そして、関口シェフのこのアロスティーニも火入れが絶妙で、用意された3種類のスパイスとよく合う!

優勝です!

根室タラと百合根のブロデッタート

百合根大好きなので、これはうれしいメニューでした。
タラが柔らかく、百合根がホクホクでやさしい味がします。

サルデーニャ産カラスミと紅くるり大根マッケローニ

マッケローニはパスタのこと。
カラスミがいい感じにパスタにからんで、これもまた美味。
紅くるり大根という珍しい食材が、いいアクセントになっています。

かずさ和牛サーロインのロースト

やっとメインのお肉にきました。お肉をカットするときは、恒例の撮影タイムです(笑)

こういうサービス精神旺盛なところが、関口シェフが愛されている理由なんですよね。

かずさ和牛のサーロイン。火入れ完ぺきで、お肉の旨味が詰まっていました。
付け合わせのローストポテトもめちゃくちゃおいしかったです。

あいば漁業 わたゆき牡蠣とたけもと農場カルナローリのリゾット

関口シェフの牡蠣のリゾットは、RESQ(レスキュー)のイベントで食べてから大好きです。
牡蠣がぷりぷりでほんとおいしい。

特製ボロネーゼ

これもメインです(笑)だって、パスタよりもお肉のほうが多いんだもん。
お肉ごろごろボロネーゼ。関口シェフのスペシャリテです。
一般的なボロネーゼとは全然違うので、これは一度食べてほしい。やみつきになります。

青柳ベーカリーのパン

好きなタイミングで頼めるのが青柳ベーカリーのカンパーニュパンです。
ソースをキレイに拭いたいときにおすすめ。
ただ食べすぎるとお腹いっぱいになってしまうので、私は写真のようなサイズを1つだけ。
「パンチャンス」といって、パンを注文するといいメニューも説明してくれます。

リオレ

〆はリオレです。
リオレのソースは、イチゴを使ったズッパイングレーゼとリンゴのストゥルーデル。
安定のおいしさです。

このイベントでは、保存容器を持参するとリオレを持ち帰れるので、家族用に1kg分けていただきました。3日後にはなくなっていますけどね。

#リオレに夢中は「おいしい」「楽しい」「お腹いっぱい」のイベント

私は関口シェフの人柄もお料理も大好きなので、SNSでファンになったときからずっと推してます。おひとり様で行っても、誰かと一緒でも楽しいんですよね。
シェフの説明を聞きながらお料理を味わえるライブ感が、この「#リオレに夢中」のイベントの魅力のひとつです。このイベントでは料理を倍量に増やせるので、全員がお腹いっぱい食べられます。私はめったに増やすことはないですが、それでもお腹いっぱい。

期間限定のイベントなので、関口シェフのX(旧Twitter)をフォローしておくと情報をチェックできますよ。

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