開運方位アドバイザー認定講師のことです。
12月10日に世田谷にある「よりどころ」でしめ縄づくり&開運ランチ会に参加してきました。
そのときにつくったしめ縄(しめ飾り)を玄関に28日に飾りました。
これで年神様を迎える準備はバッチリ。
ところで、しめ縄などのお正月飾りは昔から28日に飾るのがよいとされています。その理由を知っていますか?
今回は、お正月飾りにまつわる話をしたいと思います。
お正月飾りは末広がりの「八」がつく日に
なぜ12月28日にお正月飾りを飾るのがよいのか?
そもそも冬至が終われば、お正月飾りはいつ飾っても問題ありません。ですが、現代ではクリスマスもあるので、26日にクリスマスツリーを片付け、その後にお正月飾りを出す家庭がほとんどです。
それならいつでもいいのでは?と思うかもしれませんね。
でも、年の始めは縁起がいいほうがいいじゃないですか。なので、末広がりの「八」がつく28日に飾るのが推奨されています。
29日は「二重苦」という捉え方もできてしまって縁起が悪い。31日は直前すぎて、年神様をお迎えする準備がしっかりできていないと思われてしまう。
というわけで、どうせなら縁起が良いとされる28日に飾るのが一番気持ちがいいんじゃないでしょうか。
もちろん26、27日、30日という選択肢もあります。ただし30日は旧暦の大晦日に当たるので、31日同様「一夜飾り」と見なされることもあるようです。
しめ縄は毎年新しいものを
整理収納アドバイザーとしてのブログではお正月グッズの片付け方を書いたことがあります。
上記のブログを書いた頃は、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーを習っていたので、「毎年つくり直すのはもったいないからキレイに保管して翌年も使おう」なんて思っていたんですね。
どちらかというと、お正月飾りは形式的なものとしか考えていなかったために自分都合で考えていたわけです。
2024年に入り、開運方位アドバイザーになってからは「昔ながらのならわしや風習」の意味を考えるようになりました。
そして、しめ縄づくりのワークショップで「よりどころ」店主の寄國揚こさん(私はよりちゃんと呼ばせてもらっています)から「しめ縄は年神様をお迎えするものなので、一年の穢れがついたものを使い回すのはおすすめしない」という話を聞き、いや本当にごもっとも…
神様に失礼だったなと反省しました。
毎年買い替え、またはつくり直すのにはちゃんとした理由があるんですよね。
しめ縄ワークショップは、よりちゃん手づくりの美味しい開運マクロビランチつき。
とっても楽しかったので時間が許すようなら、毎年参加してしめ縄をつくろうと決めました。
よりどころホームページ
よりちゃんのnote(マクロビ料理のレシピなど)
お正月飾り(しめ縄)の正しい処分方法
誤解があるといけないのですが、いわゆる「しめ縄」は神棚に飾るもので、しめ飾りは神棚以外の場所に飾るものです。
なので便宜上「しめ縄」をつくったと書きましたが、正確にはつくったのは「しめ飾り」です。神棚に飾るしめ縄はずっと飾っておいて、年末大掃除の際に処分します。
しめ飾りの処分方法としては、「どんど焼き」や「お焚き上げ」に持ち込むのがよいでしょう。ただ、どんど焼きをおこなっている神社に行けない人も多いと思います。
そんな場合は、自治体の「燃えるゴミ」として出してください。自治体によって分別ルールが異なるので、そこはご自分の地域の処分方法を確認しましょう。
とはいえ、ただ「捨てる」のは抵抗がある人も多いと思います。もちろん私も。
その場合は、お酒やお塩を振ってお清めをおこないます。しめ飾りはそのままゴミ袋に入れてしまうのではなく、お清めしたうえで半紙(なければ新聞紙)に包んで出すことをおすすめします。
慣わしを意味を知り大切にしていこう
私の整理収納アドバイザーとしてのモットーは「家事は素早く簡単に」です。そのために簡単に片付く仕組みをつくって家事の時短を実現させたい。その考えに変わりはありません。
でも最近は「面倒くさいことはやらない」という風潮に流されてきてしまった気がします。
以前、よりちゃんの「柚子胡椒ワークショップ」のときを同じことを感じました。
習わしや伝統は意味を知れば、とても理にかなっていることばかり。
ただ「面倒くさい」からという理由でやらないのはもったいないと思うようになりました。
手間をかけないことと手抜きは違います。
開運するためには「縁起のいい」ことを積み重ねていくことも大事。
と考えると、習わしや伝統をもっと大切にしていきたいなと感じています。
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