わたしが整理収納アドバイザー2級を取得したのは、2017年です。家の片づけがもっと楽になればいいなという気持ちからでした。片づけの方法を学び、家を整理できるようになり、当時はそれだけで大進歩!と思っていました。
ところが、その翌年から、ライターのお仕事を始めると考えが一変。整理収納アドバイザー1級の資格の必要性を感じるようになったんです。
そこで、この記事では、主婦ライターが整理収納アドバイザーの資格を取得することのメリットを解説します。
主婦ライターとして、なにを書いたらいいのか迷っている人は読んでみてください!
整理収納アドバイザーは主婦の経験が生かせる資格
そもそも”整理収納アドバイザー”ってなに?と思った人もいるかもしれませんね。
2010年、こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」が出版され、ベストセラーに。テレビや雑誌、ネットでも片づけの特集が組まれるほどの片づけブームになりました。
その頃から注目されるようになったのが「整理収納アドバイザー」です。
整理収納アドバイザーとは、ハウスキーピング協会( 公式HP )が主催する民間の資格です。整理収納の理論を学んで1級を取得すると、片づけの方法を伝えるお仕事ができるようになります。
整理収納アドバイザー1級を取得するための流れ
↓
②整理収納アドバイザー準1級認定講座受講
↓
③1級1次試験合格
↓
④1級2次試験合格→整理収納アドバイザー1級取得
*2019年6月から1級取得の仕組みが変わりました。それ以前に2級を取得した方は注意が必要です。
主婦として家事の経験があるからこそ生かせる仕事、その1つが整理収納アドバイザーです。
実際、わたしが1級と2級の認定講座を受講したときの講師のお二人は、元専業主婦で、子どもが大きくなって資格を取ったと話していました。いまはバリバリと仕事をこなして活躍されています。
整理収納アドバイザーの資格をとれば主婦向け記事の執筆に有利!
”ライターと整理収納アドバイザー”。一見すると、どこに関連性があるの?と思うかもしれませんね。
けれども、長年主婦としてやってきた”家事スキル”を生かした記事を書くわたしにとっては、整理収納アドバイザーの資格は、ライターとして大きな強みになりました。
たとえば、ランサーズやクラウドワークスなどでは、収納関連のプロジェクトに応募するときに、必ず「整理収納アドバイザー2級の資格を持っているので、片づけの記事が執筆できます!」とアピールしています。
そうすると、クライアントさん側に、「あ、この人は、ネットで調べて収納記事を書く人より、論理的に、わかりやすく書ける人だな」と認識してもらえます。
提案文は、この”アピール”が大事です。なので、整理収納アドバイザーに限ったことではありませんが、資格を持っていることは、ライターとして大きなアドバンテージになります。
実際に、収納関連のプロジェクトに応募すると、採用される確率が高いです。体感では、2〜3件に応募すれば、1件は当選しています。
ただし、いくら資格を持っているとアピールしても、それだけでは採用されません。重要なのは提案文の中身です。提案文の書き方については、佐々木ゴウさんのサイト「ゴウ・ライティング」( 提案文の作り方講座 )を参考にしてくださいね。
整理収納アドバイザーの資格によって記事の権威性を高める
主婦ライターといっても、子どもの有無、結婚年数、自身の年齢にも大きく開きがあり、ひとくくりにはできません。それに、金融や不動産などに特化したライターさんも多くいます。
でも、みんながみんな、得意分野のあるライターというわけではないですよね?
ライターを始めたばかりで、なにを書いたらいいのかわからない主婦ライターにとって、「収納」は書きやすい分野です。だからこそ「整理収納アドバイザー」の資格があると、採用される可能性が高くなって有利なんです。
実は、整理収納アドバイザー2級を取得しても、「整理収納アドバイザー」と名乗れません。これまでの記名記事に、整理収納アドバイザー2級と明記してきたのはそのためです。
これまで何十本と収納記事を書いてきましたが、やはり2級と1級では差があると、自分のなかで感じるようになりました。
記事の権威性を高めるためには、「整理収納アドバイザー1級」の資格が必要。より信頼してもらえる記事を書くために、1級取得を目指しているのはそのためです。
整理収納アドバイザーの受講料は高額
とはいえ、整理収納アドバイザーの資格を取得するには、それなりのお金がかかります。
受講料や受験料は以下のとおりです。
(2019年10月から23,600円に変更)
整理収納アドバイザー準1級認定講座:35,640円
整理収納アドバイザー1級1次試験:10,800円
整理収納アドバイザー1級2次試験:12,960円
合計すると、1級取得までに、なんと82,500円もかかるんです。
自分への投資としては、主婦にはかなり高額ですよね。わたしもずいぶんと悩みました。2級を取得してから、1級を取得するのに、2年も経ってしまった理由の1つが受講料の高さです。
ただライターとして記事を執筆していく上で、記事単価をアップさせるには、資格も大きな要素になります。
この自分への投資が、ライティングに生かせて、ペイできるだけ稼げる見込みがありますか?あるならば、取って損する資格では決してありません。
強みのある主婦ライターを目指しましょう!
いろいろなジャンルを執筆できるライターさんは、正直すごいなって思います。
でも、1つでも自分の軸となる分野があったら、さらにライターとしての強みを発揮できる気がしませんか?
その”軸”として、主婦ライターが整理収納アドバイザーを目指すのは、悪い選択ではないなと実感しています。
興味のある方は、まずは2級だけでも取得してみてくださいね。
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